淡路島・関西エリアで「総合建築・建設サービス業」を展開する関西ハウス工業

STANCE

スタンス

関係の質

仕事は、合理化できる。
効率も上げられるし、仕組みも整えられる。

できることはやればいい。

ただ、全部がそうではない。

建築の仕事は、最後は人に依る。
同じ条件はひとつとしてなく、
関わる人によって、プロセスに影響を与える。

だからこそ、関係の質が問われる。

最近、「報・連・相」はいらない、という話もよく聞く。
非効率だとか、時代遅れだとか。

確かに一理ある。

ただ、それは形だけを見た話だと思っている。

報告とは、共有すること。
連絡とは、気を配ること。
相談とは、一人で抱え込まないこと。

本来は、そういうものだと思っている。

人のことを理解すること。
相手の立場に立つこと。

そこには時間がかかる。
正直、面倒なこともある。

言いにくいこともあるし、
うまく伝わらないこともある。

それでも、そこをやるしかない。

私たちは、物事の捉え方として、
一人称・二人称・三人称という言葉を使っている。

自分の立場からしか見えていない状態を一人称。
自分と相手の関係の中だけで捉えている状態を二人称。
一歩引いて、全体の中で状況を捉えている状態を三人称。

少なくとも、三人称の視点は持たなければならない。

その違いで、コミュニケーションの質は大きく変わる。

効率を重んじると届かなくなる領域がある。

だから、削らない。

関係に時間を使うことを、無駄だとは思わない。

むしろ、そこを避けたまま整えた仕組みは、どこかで崩れる。

私たちは、効率を上げることもやる。
同時に、関係の質も高めていく。

どちらかではなく、両方を引き受ける。

そして、それを統合していく。